マンガIPサーチとは
業界最大級のマンガIPデータベースを活用するプラットフォーム!
ビジネスに活かせるマンガIPを簡単に検索できます
マンガIPサーチ by Cステーションは、日本が誇るマンガ文化を活用し、企業や自治体の宣伝・販促・広告、そしてマーケティング業界の担当者が効果的なコンテンツマーケティングを実現するためのBtoBプラットフォームです。
このサイトでは、講談社と企業や自治体がこれまでに行ったコラボレーション事例を紹介し、マンガIPを活用したマーケティングアイディアを提供しています。これにより、企業や自治体がマンガIPを通じて顧客とのエンゲージメントを強化できることを目指しています。
業界の最新トレンドを把握できます
マンガIPサーチでは年に2回、人気作品やトレンドを把握できるマンガIP売上ランキングを公開しています。このランキングは、企業や自治体にとって、マンガIPを活用したコラボレーションにおける重要な指針となる貴重な情報源です。
また、マンガ賞の情報や、担当者のおすすめ作品をまとめた「推しマンガ資料」、そして企業が過去に行ったコラボレーション事例を集めた「コラボ事例集」など、企業や自治体がマンガIPを活用する際に役立つリソースも定期的に提供しています。
問い合わせの利便性向上
マンガIPサーチでは、企業や自治体が講談社に直接問い合わせができるフォームを設置しています。これにより、新規のお客様でもスムーズにコラボレーションの機会を見つけ、マンガIPの活用を簡単に検討できるようになっています。
また、講談社の各担当者へのインタビュー記事を公開し、コラボレーションの背景や担当者のビジョンを紹介することで、より信頼関係を築きやすくなるようサポートしています。
安心のサポート体制を整えています
「今までマンガIPを活用したことがない...」という方もご安心ください。活用知識やよくある質問をまとめたページもご用意しております。また、お問い合わせフォームからのご質問はいつでも受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
マンガIP活用知識一覧
そもそも「IP」とは
IPとは、「Intellectual Property(インテレクチュアル プロパティ)」の頭文字からとった略称で、日本語では「知的財産」と訳されることが多い概念です。
たとえば、映画や音楽、マンガやアニメのキャラクター、ロゴマークやアイデアなどがIPにあたります。これらは「情報」であるため消費されてなくなることがなく、複製や模倣が容易です。新しく創造されたIPが、市場に出たとたん無断・無償でコピーされることが許されてしまえば、時間やお金を投資して先に作ったメリットがなくなり、ひいては新たに価値ある情報を生み出そうというインセンティブもなくなってしまいます。したがって、知的な活動によって創造された価値ある情報は保護されることが必要となります。
著作権とは
著作権は、文芸、学術、美術、音楽などの著作物を保護する権利を指します。
著作権は、創作したその瞬間から権利が生まれ、国に登録しなくても著作者に権利が発生するというものです。また、著作権は、誰かが先に創作したものと後から別の人が独自に創作したもの、両方の権利が保護されるため、多様な個性がそのまま認められる権利ともいえるものです。英語では著作権のことを「copyright」と訳し、『©』はcopyrightの頭文字を取ったものとなっています。
ライセンサーとライセンシー
ライセンサーとは、知的財産の権利者のことを指します。自社の事業を成長させるだけでなく、他社にライセンスを与えることで、新たな市場の開拓や新しいカテゴリーへの参入、認知度の向上などができ、対価によって収益を広げることも可能です。また、知的財産権を他社に売却して、利益を獲得することもできます。
ライセンシーとは、ライセンサーとライセンス契約を結び、対価を支払うことによって、キャラクター、ブランド、特許などに代表されるIPを商品やサービスに使用することができる事業社のことです。
認知度の高い人気キャラクターやブランドの使用は、商品やサービス、企業の認知度を高めてくれます。使用キャラクターやブランドのファンを取り込むことによる利益増も見込めます。それにより他社との差別化や独自性の高い製品やサービスであると印象づけることも可能です。
IP活用の注意点
対価を支払わず無断で他者のIPを使用してしまうと違法となるケースが大半です。契約書で合意した範囲や条件が守られない場合も、契約違反として問題になります。パートナーシップを継続していくためにも、ライセンサー・ライセンシーともに、独占か非独占か、期間や地域、使用範囲は、といった個別具体的な条件をしっかり確認してから利用を進めることが大切です。
なお、著作物によっては著作者と著作権者が分かれている場合もあります。その場合、ライセンス契約は著作権者と結ぶことになりますが、著作者が別途有する著作者人格権にも配慮する必要があります。
IP活用の前に考慮すべきこと
キャラクターを起用した商品やサービスは、キャラクターへの愛着からファンになってくれる可能性が高く、実在する芸能人を起用した企画と比較して、炎上やスキャンダルなどのリスクが少ないというメリットがあります。
キャラクターを起用したマーケティング展開は、うまく行けばイメージアップや利益につながります。ただ、ファンが期待するイメージからかけ離れた起用法や商品化をしてしまうと、ライセンサー・ライセンシーともに、逆にイメージダウンにつながってしまうこともあり得ます。
IPは上手に活用すれば事業戦略の心強い味方になります。しかし、よく分からないまま利用を進めてしまうと、気が付かないうちに本来保護されるべき権利を侵害したり、思ったような成果が得られなかったりする恐れもあります。契約も使い方も、きちんと検討することを推奨します。